私にとっての着物。
着物は好き、だって柄が可愛い。形も好き。だけど正直着ない。
日本にいても、涼しい時期でも。
だって日常使いはやっぱり気軽じゃない。
着付けに時間もかかるし、手入れに保管に。今の時代にはやっぱり、私にとっては日常に取り入れることはハードルが高すぎた。
写真屋の仕事と、古い着物の魅力
でも写真屋という仕事で、七五三やお宮参りの撮影などで着物を取り扱うと、やっぱりその華やかさや洋服とはまた異なる鮮やかさにひかれる。
また、使い古してしみや擦れができてしまった、一旦役目を終えた着物も、なぜかその独特のアジがあって好き。
捨てるのはもったいない、そんな気持ちが芽生えた。
そんなこんなで着物との距離感は仕事で扱う域にすぎないのだが……。
タイでの暮らしと、新たな出会い
そんな私が日本を離れ、タイという年中夏の国に移り住んだ。
不思議なことに、この一年中暑くてとても着物なんてさらに気軽に着れない国で、いろいろなマーケットで着物が売っている。
やはり、着物は魅力的なんだよな。
「どうにかしてもっと自由に、その地域や場所に合わせて、気軽に身につけたり、身の回りのものに組み入れられないか。。」
そんな思いがさらに大きくなる。
ミシンと布、私の永遠の課題
なお、私には趣味がある。
独学で始めてもうじゅう数年続けているミシン、裁縫だ。
そして、着物以外にも様々な生地が好きだ。見ているだけで幸せ。
タイに居ると、日本でとはまた違う布との出会いがあって、それもとても刺激的。
着物とそのほかのいろいろな地域の布たち。
うまく生活に取り入れ、身につけられたらどれだけ毎日の気分が上がるだろうか。
それは私の、小さくも永遠の追求する課題となった。